硝子の葦 ~Amazonプライムで公開中である~
なんか好きになれなかったのである。
硝子の葦
を観るまでは。
相武紗季がかっこよすぎるのである。
筆者は、影響されやすいタイプの人間である。
ゴッドファーザー終わりには、誰かを助けたくなり、
クローズ終わりには、ケンカしたくなり、
SP終わりには、マルタイを確保したくなるのである。
~~終わりには、居てもたってもいられなくなるのである。
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※ 以下、Amazonプライムでの概要
ラブホテル「ホテルローヤル」のオーナーの妻・幸田節子(相武紗季)は、親子ほど年齢が離れた夫・喜一郎(奥田瑛二)と朝食をとっていた。喜一郎は自らの勧めで節子が出版した歌集「硝子の葦」に収録されたお気に入りの歌を一首口ずさむ。その歌には、節子の虚無感と退屈、一方で心の奥底に流れる激情がすべて込められているように喜一郎は感じていた。その日の午後、不倫相手の顧問税理士・澤木昌弘(小澤征悦)とベッドをともにしていた節子のもとに、警察から喜一郎が運転する車が事故に遭ったという知らせが届く。医師によると、脳の損傷がひどく意識が回復する見込みはないという。そこへ実母で喜一郎の元愛人・藤島律子(多岐川裕美)がやってきた。その場で、節子に罵声を浴びせられ、幼少期に虐待をうけて育った節子の中でずっと抑え込まれてきた闇が溢れ始めた…。
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相武紗季がかっこよすぎるのである。
ブザービートの悪女役もかっこよかったが、話にならないくらいかっこよかったのである。
憂い顔
筆者は、憂い顔が好きであると新たな発見をしたのである。
この作品で、節子が笑顔を見せるシーンは1シーンしかない。
笑顔がかわいいのは、当たり前である。
憂い顔こそ、女性の奥ゆかしさが出るのではないか。
いい年の取り方をしているのである。
いつまでも、かわいいではやっていけないのである。
今の流行りは憂い顔である。うん。憂い顔。
また、
運命を変えるのは、自分発信の行動であることを気付かされたのである。
あんなに小さな子供でも然り。
運命を変えるのに、行動を自分発信で起こさないといけなかったのである。
節子は少女に、
かしこくなりなさい。
少女は節子の生きる術を身に付け、節子を動かし、欲していた生活を手に入れたのである。
はたまた、なぜ、DVをしてしまうのであろうか。
筆者がそうならないにはどうしたらよいのだろう。
こちらについても、考えさせられたのである。
Amazonプライムの概要には記載されていないが、ラストシーンも、おお見物である。
女性の強さ、いや、性別的な女の強さとでも言うことができようか。
とりあえず、いろんな方に観ていただきたいのである。
職場の廻りの方々には、押し付けがましい程に、進めたのである。
さて今回。
硝子の葦 終わりには、
虐待されている少女を助け、憂い顔の女性を一線交えたくなったのである。